Solo.ioはQLooを最近リリースした。QLooは、既存のサービスとサーバレス機能のためのGraphQLエンドポイントを提供するAPI翻訳レイヤーである。Soloの創設者兼CEOであるIdit Levine氏は次のように述べている。「グリーンフィールド開発のためのGraphQLを使うことはすばらしいエクスペリエンスである。既存のソフトウェアにGraphQLを追加すると、複雑さ、ロジック、開発時間が増えることになる。」
QLooは、soloの既存のファンクションゲートウェイであるGlooをベースにしている。両方ともシステムのすべてのコンポーネントを「接着」できるように設計されている。QLooは、REST API、gRPCサービス、サーバーレス機能を統合するために、単一のGraphQL APIサービスで、コンフィグレーション駆動、ゼロコード実装を提供する。
基本的なQLooのHTTPルーティングは、Envoyを使用して処理される。Envoyは、Lyftで開発されたオープンソースのサービスプロキシである。Envoyにより、外部サービスへのコールに対して、フットプリントを小さく、ネットワークパフォーマンスを高くすることができる。また、Levine氏は「Envoyは、暗号化、認証、監視、メトリックなどの機能をユーザが手間をかけずに追加できる」と主張している。
QLooについてもっと知りたい人は、GitHubリポジトリをチェックしたり、https://slack.solo.io/のSlackチャンネルに参加してください。
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