新しいAmazon WorkSpacesでは、顧客はWindows 7および10以外のデスクトップとしてAmazon Linux 2を使用できる。Amazon Linux 2 WorkSpacesは、Amazon Machine Imageなどのいくつかの異なる形式で入手できる。
先月Amazonは、Amazon Linux WorkSpaces Desktop、Firefox、Evolution、Pidgin、Libre Officeを含むAmazon Linux 2 WorkSpacesを紹介した。さらに、Amazon Linux WorkSpaces Desktopは、CPUとメモリを効率的に使用するMATEをベースにしている。Amazon Linux WorkSpacesは、それを紹介するブログ記事によると、組織内のユーザに次の利点を提供している。
- 開発環境 - 開発者は、すべてのAWS SDKとツールと、gcc、Mono、Javaなどの開発者のお気に入りを利用できる。
- 生産性環境 – ユーザは生産性ツールの完全なスイートへのアクセスを提供するLibre Officeを活用できる。生産性ツールは、幅広い独自のドキュメント形式とオープンソースのドキュメント形式と互換性のある。
- キオスクのサポート – 安価で耐久性の高いタブレット上に「キオスクモード」で、一元管理とサポートのもと、アプリケーションが構築、デプロイされる。
- Linuxワークロード – AWSストレージ、分析、機械学習サービスを利用して、データサイエンス、機械学習、エンジニアリング、Linuxフレンドリーなワークロードを実行する。
Amazon Linux 2 WorkSpaceは仮想プライベートクラウド(VPC)で動作する。顧客はAWS Direct Connectの専用回線を通して、VPN接続を使用してオンプレミスリソースへのアクセスを設定できる。さらに、Elastic File Systemsを含む他のAWSリソースにアクセスして使用することができる。
組織内のWorkSpaces管理者は、AWS Management Consoleを使用して、ユーザ用のAmazon Linux 2 WorkSpaceの標準的な配備を行うことができる。さらに、管理者がチーム全体または部門を展開する必要がある場合は、WorkSpaces APIまたはWorkSpaces CLIを使用できる。次に、Active Directoryを使用して、管理者はユーザを選択し、続いて、オペレーティングシステムとディメンション(CPU、メモリ、ディスク)のバンドルを選択できる。
ソース: https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-amazon-linux-workspaces/
WorkSpacesのバンドルが選択されると、最後のステップは、WorkSpaceを実行モードに設定し、ルートボリュームとユーザーボリュームを暗号化するかどうかを指定し、WorkSpace用のタグを指定する。管理者はステップを確認してWorkSpaceを作成できる。それには約20分かかる。WorkSpaceを利用する想定のユーザに手順が示された電子メールが送信される。
Amazon WorkSpacesが既に利用可能な11のAWSのリージョンすべてで、Amazon Linux WorkSpacesを立ち上げることができる。さらに、Linux Workspacesの価格はWindows WorkSpaceよりも15%低く、価格の詳細はAmazon WorkSpaces Pricingで確認できる。
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