MicrosoftのSourabh Shirhatti氏は、ASP.NET Core 2.2の最初のプレビューがリリースされたことを発表した。自分のローカルマシンでこれを試したい開発者は、これまでのようにMicrosoftのサイトから入手できる。Visual Studioで試したい場合は、VS2017 15.9 Preview 1を使わなくてはならない。
このプレビューでは、ASP.NET Coreに多数の新機能が追加されているが、多くは開発の初期段階にあり、完全ではないことに注意しなくてはならない。MicrosoftのMikael Mengistu氏は、そうした機能の1つ、Javaで書かれたSignalRクライアントの追加について詳しく説明している。この機能によって、開発者は、SignalRを実装するASP.NET Coreサーバーに接続するAndroidアプリ(あるいは任意のJavaベースアプリケーション)を書くことができる。Microsoftはこの新機能をデモする簡単なサンプルをGitHubで提供している。
MicrosoftのMikael Mengistu氏は、ASP.NET Core 2.2のフルリリース前に今拡張を予定しているが、現時点では制限のある機能について注意している。制限事項:
- プリミティブ型のみ、パラメータおよび戻り値の型として受け付ける。
- APIは同期である。
- 現時点では、"Send" 呼び出しタイプのみをサポート。"Invoke" および戻り値のストリーミングをサポートしていない。
- 現在、クライアントはAzure SignalR Serviceをサポートしていない。
- JSONプロトコルのみをサポートしている。
- WebSocketsトランスポートのみをサポートしている。
まだ開発中なので、サンプルコードは非常にわずかだ。うまくいけば、Javaクライアントの機能が拡張されるにつれ、より詳細な情報が得られるだろう。
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