Agile StalwartのDavid Hussman氏が8月18日に逝去

プロダクト開発のエキスパートであり、アジャイル（”小文字の方の”）実践者であり、コミュニティ構築者、そして熱烈な支持者であるDavid Hussman(”The Dude”）氏が2018年8月18日に逝去した。Hussman氏はDevJamの創設者で、プロダクトアイデアの価値を簡潔に表現したDude’s Lawの考案者として、また特定のフレームワークやメソロジーに捉われることなく、アジャイルマニフェストに組み込まれたアイデアを基にソフトウェア開発の実践的なアプローチを強く主張していたことに名高い。

彼はストーリーマッピングの最初の提唱者の1人であった。Jeff Patton 氏と共に考えを探求し、コミュニティにシェアしてきたのは2009年に遡る。CardboardItというツールを作り出し、チームが電子的にストーリーマップを製作できるようにした。

彼はそのアジャイルコミュニティへの貢献により、2009年にGordan Pask賞を受賞している。JB Rainsberger氏は当時のHussman氏についてこう述べている：

“Davidはアジャイルコミュニティを作った人というだけではありません。コミュニティ構築者を作った人でした。”

彼がOhms Lawに触発されて考案したDude’s Lawは一見シンプルな構成に見える；価値 = Why / How というものだ。

彼はDude’s Lawの背景にある考えをここに説明している。また、InfoQ Culture Podcastの、このエピソードでそれに関して語っている。

彼は自分の知識を講演者として、コーチとして、教育者として自由にシェアしていた。InfoQに講演やプレゼンテーションの記事を定期的に載せていた。

2018年2月にはDeveloper on File podcastで、ミュージシャンとして、父として、起業家として、そしてコミュニティ構築者として自身の人生と肺ガンとの闘いについて語っていた。

DevJamはHussman氏への手向けとしてこう述べている：

David Hussmanはアジャイルコミュニティにとって、とてつもないカタリストであり、パイオニアでした。さらに重要なのは、彼のコーチング、メンタリング、アイデアとテクニックのシェアというのは、彼をわたしたちの全生涯に刻み込むものなのです。実用主義と持続可能性のコードをつなぎ合わせる彼の能力はプロダクトの学びを新たな高みへ押し上げ、プロダクトコミュニティを結集させました。Davidは愛する妻と2人の娘を残して去りました。

彼のコミュニティとわたちたちの人生へのインパクトに対して、わたしたちは彼を今日、常に偲びます。

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