Dockerは、Docker Store、Docker Cloud、Docker Hubの機能を1か所にまとめた新しいDocker Hubエクスペリエンスをリリースした。これにより、コンテナイメージを検索、保存、共有するための単一のエクスペリエンスをユーザに提供する。認証および認定済みイメージとプラグインがDocker Hubから入手可能になった。Dockerは自動ビルド機能の改良もリリースした。
新しいDocker Hubエクスペリエンスのリリースにより、公式に検証されたパブリッシャー、および認定されたイメージでコンテナ検索結果をフィルタリングできるようになった。公式の画像とプラグインはまだDockerによって管理されている。認証されたパブリッシャーの画像はDockerによって検証されているが、サードパーティプロバイダによって提供および管理されている。このリリースでは、Docker Enterpriseのサポート、Dockerのコンテナベストプラクティスの達成、テストスイートのパス、脆弱性スキャンの完了など、さらに詳細な検査に合格した、特別クラスの認証済みイメージである認定済みイメージも提供される。
このリリースはDocker Hubに新しい自動ビルドプロセスを提供する。これには、ビルドキャッシュ、環境変数、自身のビルドに対してテストを実行する機能が含まれる。これらの変更は、このリリースより前に作成されたビルドに対しては自動では使えない。これは現在、クラシック自動ビルドと呼ばれる。Dockerは、ある時点ですべてのクラシックビルドを新しいスタイルに自動的に変換することを示している。その間、新しい機能を有効にするためにGitHubあるいはBitbucketアカウントを再リンクする必要がある。
リリースされたその他の改善により、組織の所有者がすべてのリポジトリにまたがって権限を確認できるようになった。最近プッシュされたタグと自動ビルド、ページネーション、改善されたフィルタリングを表示する機能を追加することによって、リポジトリツールはさらに強化された。
Dockerのプロダクトマネージャ、Jeff Morganは次のように述べている。
"このDocker Hubアップデートは、使いやすさ、リポジトリ、チーム管理に関して以前から言われてきたDocker Hubの要求に対応しながら、各製品のユーザが最もよく知っている機能を提供するものです。"
Dockerはあなたの考えや改善についてのフィードバックに興味を持っています。