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AWSがAIサービスの機能強化を発表

原文(投稿日:2019/04/23)へのリンク

Amazon Web Services (AWS)は3つのAIサービス(Amazon Comprehend、Amazon Rekognition、およびAmazon Transcribe)の新機能をリリースした。

Amazon Comprehendは、構造化されていないテキストデータに対してさまざまな一般的なタスクを実行できる、フルマネージドの自然言語処理(NLP)サービスであり、人や場所の名前の特定、感情の特定、トピックの検出などができる。Comprehendは、Amazon S3に格納されている大量のドキュメント集合を処理できる。コンプライアンス上の理由から、多くの企業はドキュメントを暗号化形式でS3に保存している。ただし、NLPでは、復号化されたテキストデータが必要である。S3には暗号化キーを管理するオプションがあるが、企業によっては、Amazonのキーマネージメントサービス(KMS)を使用してデータを自分のキーで暗号化することを選択する。Comprehendの新機能はKMSと統合され、処理のためにデータをシームレスに復号化する。

Amazon Transcribeは、音声をテキストトランスクリプトに変換する自動音声認識(ASR)サービスである。このサービスではカスタム語彙を定義できる。カスタム語彙は、ドメイン固有のフレーズや頭字語など、システムがデフォルトで認識しない可能性がある単語のリストである。このリリースでは、カスタムボキャブラリを使用することで、ユーザはボキャブラリとして単語の発音をわかりやすく記述できる。記述には、International Phonetic Alphabet (IPA)表現、またはソース言語独自のスペルシステムを使用した「サウンドに似た」発音を使用する。また、ユーザは、どのようにTranscribeが単語を出力するかを指定することもできる。たとえば、"street"は "St."として出力できる。

Amazon Rekognitionは、画像やビデオを分析し、オブジェクト、顔、テキストを検出するサービスである。Amazonは顔検出および分析モデルの5回目の更新を発表し、「性別判断、感情検出...および「EyesOpen」などの属性」の精度が向上した。

これらの新機能は、サービスがサポートされているすべてのリージョンで利用でき、追加料金はない。

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