パブリックベータとして利用可能になったFathymは、Azureベースのデータ駆動型アプリケーションの作成を可能にすることを目的としたローコードフレームワークである。Fathymは、アプリケーションオーケストレーションと自動インフラストラクチャ管理のサポートも提供する。
Fathymを使用すると、開発者は簡素化されたインターフェースと確立されたベストプラクティスを適用することで、クラウドインフラストラクチャを迅速にセットアップできる。クラウドリソースとデータフローを構成することで、コードをほとんど、またはまったく使用せずに、アプリケーションを展開できる。
Fathymは、Microsoft Azureでホストされているデータアプリケーションのベストプラクティスのクラウドインフラストラクチャ環境のセットアップをわずか15分で自動化します。Fathymは、コードなしでエンドツーエンドのデータフローとモノのインターネット環境をプロビジョニングするクラウドリソースの構成を提供します。
Fathymは、さまざまな入力ソースをクラウド、警告、ホットストレージ、および出力に接続するエンドツーエンドのデータフローの構成を可能にするドラッグ&ドロップインターフェイスを提供する。
Fathymは、そのオーケストレーション機能のおかげで、さまざまなバージョンのアプリケーションをさまざまなエンドユーザーにデプロイすることもできる。同社のアーキテクチャ全体は、顧客が簡単に交換または削除できるコンテナ化されたエンティティとして構築されているという。Fathymは、ローコードユニットのオーケストレーションに基づいている。これは、他のローコードユニット内で再利用できる情報コンテナーである。Fathymの重要なポイントの1つはローコードフレームワークであるが、同社はまた、ローコードユニットはコマンドラインインターフェイスを使用して完全にカスタマイズ可能であると主張する。FathymはNPMまたはGitHubを使用してアプリをパッケージ化およびバージョン管理し、開発者間のコラボレーションを可能にする。
前述のように、Fathymは現在Microsoft Azureを使用している。将来的には、AWSとGoogle Cloudのサポートも追加する予定である。