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OpenJDK が GitHub へ完全に移行

原文(投稿日:2020/09/30)へのリンク

OpenJDK は 2020 年 9 月に予定通り Mercurial から GitHub への移行を完了した。GitHub はさまざまなメリットを提供する。これはパフォーマンスの向上やコードレビューのサポートなどが挙げられる。InfoQ は 6 月に、より詳細な変更点について報告した

移行の理由のひとつは、より広く使われているバージョン管理ソリューションに移行することだ。Mercurial は git に比べてあまり使われていないが、どちらも基本的には同等の機能を持つ分散型バージョン管理システムだ。git への切り替えは、開発者が OpenJDK の開発に貢献しやすくし、Mercurial の使用に起因する障害を取り除くことを目的としている。

最近になって移行が完了したが、すでに効果は出ている。GitHub に移行してから、OpenJDK の開発インフラの利用者が 3 倍に増えた。

また、移行とユーザー数の増加により、様々なバグが発見された。これらは Skara プロジェクトに登録されている。Git と GitHub への移行は大きな取り組みだ。これにより、65 人以上の Author が 1000 件以上のプルリクエストを作成した。

コードレビューのサポートが改善されたことが、Mercurial から GitHub に移行した理由のひとつだ。新機能への最初の反応はポジティブだ。例えば、Uwe Schindler 氏が次のように言及している

昨日、GitHub の openjdk プロジェクトのプロジェクトメンバーになりました。PR のレビューもできるようになり、すでに活用しています。webrevs よりもずっと良い!

Mercurial (hg) のリポジトリは、GitHub への移行が完了したため、読み込み専用モードになっている。 GitHub での変更は Mercurial には反映されない

Project Skaraでは、貢献者向けに Git と GitHub に関する FAQ を提供している。

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