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Javaニュース総まとめ: Spring Bootの更新、Eclipse Tumerin JDK 17、Apache CamelのJDK 8サポートの終了

原文(投稿日:2021/09/27)へのリンク

2021年9月20日の週は比較的静かで、ほとんどのニュースは Spring Boot、Spring Security、Spring Cloud のポイントリリースとマイルストーンリリースからのものだ。その他のニュースには、Eclipse Tumerin JDK 17 バイナリのリリース、JDK 18 早期アクセスビルドのビルド 16、Hibernate ORM 5.6.0.Beta2、WildFly 25 Beta 1、Apache Camel が JDK 8 と JDKMon 17.0.0 のサポートを終了することが含まれている。

OpenJDK/JDK 17

Adoptium Working Group は、macOS、Windows、および Linux (x64/aarch64) の Eclipse Tumerin JDK 17 バイナリをリリースした。更新の進捗状況は、GitHub リポジトリにある。InfoQ は、より詳細なニュース記事をフォローアップする。

Piranha は、開発ブランチを Eclipse Tumerin JDK 17 バイナリに正式に移行したことを発表した。

JDK 18

先週、ビルド 15 のさまざまな問題の修正を含む更新が行われた JDK 18 早期アクセスビルドであるビルド 16 が利用可能になった。詳細については、リリースノートに記載されている。

JDK 18 では、開発者は Java Bug Database を介したバグの報告を奨励している。

Spring Framework

Spring Boot バージョン 2.5.5バージョン 2.4.11 のマイナーポイントリリースには、それぞれ 41 のバグ修正32 のバグ修正が含まれており、両バージョンに依存関係のアップグレードとドキュメントの改善が含まれている。

Spring Cloud 2020.0.4 がリリースされ、(Spring Cloud Netflix、Spring Cloud Configなど) Spring Cloud サブプロジェクトに関連する多数のバグ修正に対処されている。このリリースは Spring Boot 2.4.x および 2.5.x と互換性があり、詳細についてはリリースノートに記載されている。

Spring Security 5.6.0 への道のりで、次の機能を備えた3番目のマイルストーンリリースが利用可能になった: ラムダ式またはメソッド参照で割り当てターゲットとして使用できる新しいインターフェイス SecurityContextChangedListenerSAML 2.0 のシングルログアウトサポート。TestSecurityContextHolder クラスを SecurityContextHolder クラスへの伝播サポート。詳細については、リリースノートに記載されている。

Spring Boot 2.6.0 の3番目のマイルストーンリリースは、次の機能を備えて利用可能なった: Spring MVC アプリケーションのデフォルト戦略としての PathPattern クラスの使用。プロパティを Spring Integration の PollerMetadata クラス用に構成できるようになった。さまざまなクライアント実装を持つ Elasticsearch のプロパティが統合され合理化された。Spring Boot 2.6.0 への道には、2021年10月21日に予定されている候補リリースと2021年11月18日の GA リリースが含まれている。詳細については、リリースノートに記載されている。

Hibernate

Hibernate は次の機能がある Hibernate ORM 5.6.0.Beta2 をリリースした: テーブルまたは列にコメントを追加で定義するために使用できる新しいアノテーション @Commenthibernate.hbm2ddl.auto=create-drop のプロパティ/値の使用でエラーとならないようサポートするための SQL Server 2016 以降の Dialect の改善。また、JPQL ベースの名前付きクエリをカスタムのネイティブ SQL 名前付きクエリに置き換える機能。詳細については、変更ログに記載されている。

WildFly

WildFly 25 への道のりで、Red Hat は次の機能を備えた最初のベータバージョンをリリースした: OpenTelemetryOpenID Connect をサポートする新しいサブシステム。MicroProfile Reactive Messaging への依存関係のアップグレード。非推奨のレガシーセキュリティパッケージ、PicketBox の削除。WildFly Elytron Security の完全なサポート。

WildFly 25 Beta1 Source-to-Image (S2I) Docker イメージquay.ioリリースされた。これは、コンテナイメージを構築、分析、および配布するための Red Hat のユーティリティだ。これらのイメージには、前述の PicketBox の削除に関連した変更が含まれている。

Apache Camel

Apache Foundation は、すべての Camel プロジェクトで2021年末までに JDK 8 サポートの終了を発表した。2021年12月に予定されている次の LTS リリースである Camel 3.14 は、JDK 8 をサポートする最後のリリースになる。

JDKMon

インストールされた JDK をモニタおよび更新する新しいツールである JDKMon最新バージョンが、Java コミュニティで利用できるようになった。Azul のプリンシパルエンジニアである Gerrit Grunwald 氏によって作成されたバージョン 17.0.0 の機能は次のとおり: ユーザのダウンロードフォルダを記憶するオプション。jdkmon.properties ファイルを介して Linux でダークモードの有効にできる。新しいアプリケーションウィンドウでさまざまなディストリビューションから JDK を検索/ダウンロードする機能。JDKMon の詳細については、この InfoQ ニュース記事にある。

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