先ごろのラスベガスでの AWS re:Invent の間に同社は AWS Data Exchange for API を発表した。この新機能により、顧客は AWS Data Exchange のプロバイダからサードパーティのAPI 製品 を検索、サブスクライブ、そして使用できる。
AWS Data Exchange サービスを使用して、Reuters、Vortexa、IMDb などのサードパーティが提供する Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) を通した何百ものファイルベースのデータセットの発見、サブスクライブ、そして使用が、ユーザにできるようにする。当初、AWS Data Exchange のユーザは、Data API を使用して、パイプラインの構築を要さずに、株価などのすばやく変化する情報で特定の質問により回答を得ることができた。これは単一の API に役立っている。ただし、ユーザは、複数の API のさまざまな SDK、ドキュメント、および認証メカニズムを処理しなければならない。そのため、同社は AWS SDK と互換性のある AWS ネイティブの認証とガバナンスを使用して一貫したアクセスを提供する AWS Data Exchange for API を提供するようになった。
好みのプログラミング言語で AWS SDK を使用してユーザは AWS Data Exchange に対して RESTful または GraphQL API リクエストを直接実行し、要求した情報を含む同期の応答を受け取ることが可能になった。さらに、このサービスは、API プロバイダとの統合、正しい認証、API サブスクリプション管理を処理し、AWS の請求書にコストが表示されるようにする。さらに、AWS Identity and Access Management (IAM) を使用して、ユーザは中央の場所から API アクセスを管理できる。
たとえば、Reuters のようなデータプロバイダは、OpenAPI 仕様を使用して AWS Data Exchange カタログにリストして Amazon API Gateway エンドポイントを前面に配置することで、AWS の顧客が API を発見できるようにする。同様に、AWS Data Exchange for API を通して、AWS の顧客は AWS Data Exchange カタログで API 製品を検索し、サブスクリプション条件、サポート情報、および自動更新を確認できる。
API 製品をサブスクライブすると、サービスは正しい認証で API エンドポイントを呼び出す。そして最後に、統合ノートを通じて、開発者は AWS コマンドラインインターフェース (CLI) に基づいた手順とコードスニペットを見つけ、AWS SDK を使用して選択したプログラミング言語で API 呼び出しを実装できる。
AWS の開発者アドボケイトである Alex Casalboni 氏は、AWS Data Exchange for API に関する AWS ニュースブログで次のように述べている:
今日、Infutor、Variety Business Intelligence、IMDb、PeopleDataLabs、Neustar、Experian、Foursquare、PredictHQ、WeatherTrends International とさらに多くのサードパーティ API の統合を開始しました。
現在、AWS Data Exchange for API は、AWS Data Exchange を提供するすべてのリージョンで利用可能だ。さらに、詳細については、ドキュメントページに記載されている。