3回目の年次 JakartaOne Livestream バーチャルカンファレンスは2021年12月7日に開催され、12の1時間セッションの最初のセッションは午前6時 (EST) から始まり、午前5時45分 (EST) に Tanja Obradovic 氏と Ivar Grimstad 氏による歓迎レセプションが続く。これらのセッションには、主に Jakarta EE および MicroProfile 関連のトピックにフォーカスし、基調講演と多数の Java 著名人によってホストされた Studio JakartaEE という名前の15分のスロットなどがある。開発者は、Jakarta EE 9.1/10、MicroProfile 4.1/5.0、GlassFish、Java 17、個々の Jakarta EE 仕様、マイクロサービス、および Jakarta EE で開発されたアプリケーションのショーケースなどのトピックを期待できる。
JakartaOne Livestream 2021 代表的なプログラム委員会は、Eclipse の Jakarta EE プログラムマネージャの Tanja Obradovic 氏、Eclipse の Jakarta EE 開発者アドボケイトの Ivar Grimstad 氏、Zup Innovation の 客員ソフトウェアエンジニアの Otavio Santana 氏、VIDA Software の上級プログラマの Ivan St. Ivanov 氏、JetBrains の Java 開発者の Dalia Abo Sheasha 氏、Sensor Aktor GmbH のマネージングディレクターの Jan Westerkamp 氏、および石油化学研究会社の上級研究技術者の Michael Redlich 氏だ。Eclipse のバーチャルイベントスペシャリストである Hailley Seed 氏は、プログラム委員会と講演者の間のすべての舞台裏の活動を調整する。
1時間セッションで注目すべき講演者は次のとおりだ。Payara の製品マネージャである Rudy De Busscher氏、IBM の Liberty マイクロサービスアーキテクトでアドボケイトである Emily Jiang 氏、IBM の開発者アドボケイトである Mary Grygleski 氏、Oracle のソフトウェア開発者 5 の Dmitry Aleksandrov 氏、Java SE/EEフリーランサで数冊の本の著者である Adam Bien 氏、Talkdesk のシニア Java コンサルタントでプリンシパルエンジニアである Bruno Baptista 氏、Oracle のソフトウェア開発ディレクターである Dmitry Kornilov 氏。
開会の基調講演は、午前11時45分 (EST) に予定されており、Eclipse Foundation のエグゼクティブディレクターである Mike Milinkovich 氏によって行われる。Jakarta EE ベンダーの業界基調講演が次のパネリストとともに続く。IBM の Open Liberty リードアーキテクトで WebSphere チーフアーキテクトである Alasdair Nottingham 氏、Payara の CEO である Steve Millidge 氏、Oracle の シニアディレクターで WebLogic Server 製品管理担当である Will Lyons 氏、Tomitribe の CEO である David Blevins 氏、そして Virtuozzo のグローバル製品マーケティングディレクターである Tetiana Fydorenchyk 氏。
パンデミックによるオンラインバーチャルカンファレンスになる前に、グローバルイベントとしてデザインされた最初の JakartaOne Livestream 2019 が、Jakarta EE 8 の正式リリースに合わせて、2019年9月10日に開催された。これは2019年のプログラム委員会を率いた Microsoft で Java on Azure のプリンシパルプログラムマネージャである Reza Rahman 氏によって開始された実験だった。2019年のカンファレンスの前に、Rahman 氏は、バーチャルイベントと従来の対面イベントの調整の違いについて質問され、InfoQ に次のように話した:
カンファレンスを運営することのコアとなる精神は本質的に同じです - 学習すること。基本的には、スタッフは同じことを行う必要があります - ビジョンの概要を示し、コンテンツを選択し、プログラムを作成し、イベントを管理し、参加者を登録して、情報を発信します。主な違いは、物理的な場所を扱う必要がないことだと思います。それでも、オンラインプラットフォーム自体のベンダー管理を行う必要があります。私たちの目標にとって、バーチャルは正しい選択でした。それは私たちがより早く幅広い開発者のベースに到達するのに役立ちます。
以来、JakartaOne Japan 2020、JakartaOne Livestream Cloud Native for Java (CN4J)、トルコの JakartaOne 2021、スペインの JakartaOne 2021、ポルトガルの JakartaOne 2021 など各地で JakartaOne 関連イベントが開催された。これらすべてのイベントのプレゼンテーションをオンラインで視聴できる。
2020年11月にリリースされた Jakarta EE 9 は、Jakarta EE 10 以降の新機能を推進するためのイノベーションの基盤と見なされている。2021年5月にリリースされた Jakarta EE 9.1 は、開発者が次のことができる最初のインクリメンタルポイントリリースだった。JDK 11 と JDK 8 で Jakarta EE 9.1 アプリケーションの開発およびデプロイ。新しい Java SE 11 機能と Java SE 8 以降に追加された新しいテクノロジーの利用。既存の Jakarta EE 9 アプリケーションを変更せずに Java SE 11 に移行。Jakarta EE 9 への移行に使用できるのと同じ簡単なプロセスを使用して、既存の Java EE と Jakarta EE 8 アプリケーションの Jakarta EE 9.1 への移行。
Jakarta EE Working Group は Jakarta EE 10 に取り組んでおり、GA リリースを2022年の第1四半期に定めている。MicroProfile Working Group は MicroProfile 5.0 に取り組んでおり、2021年12月に GA リリースを計画している。MicroProfile 5.0-RC2 が利用可能になった。
JakartaOne Livestream 2021 は無料のイベントだ。ただし登録が必要だ。
編集者注
Michael Redlich 氏は、JakartaOne Livestream 2021 プログラム委員会の委員を務めている。