マイクロフロントエンドはなぜ重要なのか? 組織構造をスピードやフローの面から最適化するにはどうするべきか? マイクロサービスを成功させるにはどうすればよいのか?有名なハイテク企業が、数百万のユーザや何十億というトランザクションをサポートしながら、並外れたユーザエクスペリエンスを途絶えることなく提供できるのはなぜだろう、と疑問に思ったことはないだろうか?新たなプロセスやソフトウエアのベストプラクティスを探してはいないだろうか?
近く開催されるQCon Software Development Conferences -対面開催の<QCon London (4月4~6日)、オンライン開催のQCon Plus (5月10~20日) - でその答を見つけよう。ソフトウェアアーキテクト、上級エンジニア、あるいはチームリーダであるならば、以下の素晴らしいトラックを見逃すという手はない。
Current Trends in Frontends
このトラックでは、フロントエンド開発を実務者の観点から見る。フロントエンド開発で10年以上の経験を積んだ講演者たちが世界中から集い、wepack、モバイル開発、マイクロフロントエンドアーキテクチャ、Reactといったトピックに関する自らの経験を公開してくれる。各分野の専門家たちから実践的洞察を獲得し、フロントエンドアプリケーション提供を成功させるためのベストプラクティスを学ぼう。
Optimising for Speed & Flow
最新のソフトウエアシステムにおいて、迅速な展開と急速な進化を可能にするパターンやヒューリスティックは、プロジェクトをベースとした従来のソフトウェア提供速度に慣れた人々の目には、奇妙で不可解なものに映るかも知れない。このトラックでは、意思決定(decision-making)と意味付け(sense-making)を行うためのテクニック、チーム内のダイナミクス、社員に力を与える社会習慣、ソフトウェアのアーキテクチャと組織のアーキテクチャをスピードとフローに関して最適化するための、ツールを活用したテクニック、などについて考察する。
Effective Microservices: What It Takes to Get the Most out of This Approach
このトラックでは、マイクロサービスを成功させるための組織設定の方法と、マイクロサービスに最初からセキュリティを設計する方法を中心に、アーリーアダプタたちの洞察と経験を提供する。さらに、モノリスからマイクロサービスへの移行を成功させる上で必要なことは何か、マイクロサービスシステムの成熟過程におけるエントロピーと戦う上で必要なものは何か、などを探る。
Staff-Plus Engineer Path
このトラックでは、Staff-Plusエンジニアに期待されるものについて議論する。必要とされるリーダシップスキル、キャリアパスを歩む上での秘訣、Staff-Plusエンジニアをサポートするために企業がなし得る準備、我々の産業の未来においてStaff-Plusエンジニアが必要とされる理由、などを探っていく。
Modern Data Pipelines & DataMesh
このトラックでは、複雑なデータシステムのためのプロセスとベストプラクティス - よい点と悪い点、そして希望に満ちた明るい未来 - について学ぶ。我々と共に、データメッシュ、データライフサイクル管理、最新のデータパイプラインパラダイムを探求し、自身のデータプロダクトと同僚たちの生活の両方を向上させるための実用的なベストプラクティスを獲得しよう。
Architectures You've Always Wondered About
QConの人気トラックであるArchtecturesトラックで、大規模なシステム運用において何が必要なのかを、業界のビッグネームたちから学ぼう。次世代アーキテクチャ、パターンとアンチパターン、ベストプラクティス、課題、エキサイティングなエクスペリエンスなど、苦難の末に得られた教訓を自分のものにすることができる。
Modern Java
このトラックでは、最新のJavaが私たちの生活を改善してくれる - どこを見るべきかを知っていれば - 方法を探る。Java言語の何が新しくなったか、次に期待できるのは何か、を見ていく。さらに実務に携わる人たちから、彼らが何に悩んでいるのか、そして - もっと重要なこととして - どうやってそれを克服したのか、を聞いていく。
QCon LondonとQCon Plusは何が違うのか?
QConは今回、直接参加のQCon London (4月4~6日)と、バーチャル参加のQCon Plus (5月10~20日)という選択肢を用意した。
講演者やセッションの大部分は両イベントに共通だが、プレゼンテーション形式にはいくらかの相違がある。具体的には、
- QCon Londonのセッションは対面でライブ開催され、50分の講演の最後には5~10分程度、時間の許す限り質疑応答の時間を設ける。
- QCon Plusのプレゼンテーションは、録画済のプレゼンテーションに続いて講演者による5~10分の質疑応答を行い、合計で40分とする。参加者は講演者に対して、講演中にチャットで質問することも可能である。
QCon PlusのアジェンダとQCon Londonのアジェンダの詳細が公開されている。
QCon Londonのチケットには、直接の対面による人的ネットワークやピアシェア(peer share)構築の機会提供、展示エリアへのアクセス、開催中毎日のコンチネンタルブレックファスト、ランチ、コーヒーブレイクが含まれている。 それぞれのチケットに含まれる内容の詳細は、QCon LondonとQCon Plusの登録ページで確認して頂きたい。
今すぐ予約して、直接参加の QCon London (4月4~6日) 、仮想参加のQCon Plus (5月10~20日)に参加しよう!