AWSはこの程Console-to-Codeを導入し、コンソールで実行されるアクションをAWS CDKとCloudFormationでの再利用可能なコードに変換する新しい機能を提供した。この生成AI機能は現在プレビュー中で、Amazon EC2のみをサポートし、リソースの作成とプロトタイプのテストのためのガイド付きパスを提供する。
自動化コードを始めるために設計されたConsole-to-Codeは、すべてのアクションを記録し、さまざまなインフラストラクチャー・アズ・コード（IaC）形式でコードを生成する。このサービスは現在、CDK（Java、Python、またはTypeScript）とCloudFormation用の出力（JSONとYAMLの両方）をサポートしている。ドキュメントにはこう警告されている。
その後、自動化スクリプトの出発点としてコードを使用します。コードがあなたの意図に合っているか、パラメータが期待通りにリソースを設定するかを検証する必要があります。コードをカスタマイズして、ユースケースに対応できるようにする必要があります。コードに問題がなければ、自動化スクリプトで使用できます。
クラウドプロバイダーは、EC2コンソールでConsole-to-Codeを使ってコードを生成する方法を紹介するアニメーションを公開した。Python開発者でDevOpsエンジニアのDavid Jennings氏は、以下のようにコメントした。
ああ、これは私の生活をとても楽にしてくれます。AWSの新しいものに純粋に興奮したのは久しぶりです。
Thoughtworksのテクニカル・リードであるMatt Lloyd氏はこう付け加える。
これこそ、私がAWSに期待していたものです。コンソールをコードに変換することで、コンソールのアクションをCDKに変換できます。多くのチームが、コードとしてのインフラと格闘し、コンソールに戻っています。今、あなたは両方の世界のベストを手に入れることができます。これで遊ぶのが楽しみです！
コンソールからコードへのプレビュー:テストドライブ、明るい未来"の記事では、Groundswell社のソリューションアーキテクトであるJon Holman氏が、新製品のさまざまなユースケースについて考察している。
このツールを使うことで、初心者はInfrastructure as Code（IaC）を用いたベストプラクティスをより簡単に採用できます。このツールは、熟練したIaCの専門家が新しいテンプレートを作成し、めったに使われないリソースタイプを追加するのに役立ちます。
コンソール・アクションのコードを生成する機能は、コミュニティで好意的な反応を得たが、プレビューの範囲が限られていたため、いくつかの疑問が生じた。Holman氏はこのように記述している。
私は、キー・ペア以外のすべてのデフォルト設定でEC2インスタンスを作成することが、この新機能の簡単なテストになると思っていました。しかし、デプロイを成功させるために、提供されたテンプレートを6回にわたって修正する必要がありました。とはいえ、遊んでみるのは楽しいものです。この機能がまだプレビュー版であることは理解していますが、現在のバージョンで何ができるのでしょうか？現在のバージョンはEC2コンソールに限定されています。EC2コンソールにおいて、EC2インスタンスの作成よりも基本的なことは何でしょうか？
生成AIに基づくConsole-to-Codeはまだプレビュー版で、1つのトランスフォームに対して最大5つのアクションをサポートしている。この機能はAmazon EC2コンソールに限定されており、バージニア北部リージョンでのみ利用できる。この機能を使用するための追加費用はない。