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"AWS Application Composer"で、AIが生み出すクラウドフォーメーションを活用

原文リンク(2024-01-30)

AWS Toolkit for VS Codeは近頃AWS Management Consoleで1年前に導入されたAWS Application Composerを含むようにサポートを拡張した。 この機能拡張により、ユーザーは1100を超えるAWSCloudFormationリソースに対してシームレスにInfrastructure as Code(IaC) を構築できる。

Application Composerは、仮想キャンバス上に直感的にカードをドラッグ・アンド・ドロップできるビジュアル・インターフェースを通じて、Infrastructure as Code(IaC)テンプレートを簡単に構築できるようにする。これらのカードはCloudFormationリソースを象徴しており、権限や参照を作成するためにそれらを相互接続するための汎用的なプラットフォームを提供する。AWS Amplifyから AWS X-Rayまで、1100以上のCloudFormationリソースをサポートすることで、包括的なアプリケーションをシームレスに構築可能になった。

以前は、標準のCloudFormationリソースは基本的な構成に限られていた。例えば、Amplify Appリソースを追加すると、以下のYAMLスニペットのような最小構成になる。

MyAmplifyApp:
  Type: AWS::Amplify::App
  Properties:
    Name: <String>

統合開発環境(IDE)に統合されたApplication Composerでは、生成AIがリソース固有の設定を自動的に作成する。これらの設定には、有効な値の使用を保証するためのCloudFormation schemaに対する検証を含む、ビルトインのセーフガードが付属している。

Visual Studio Code(VS Code)でCloudFormationまたはAWS Serverless Application Model(AWS SAM)テンプレートで作業する場合、ユーザーはBuilder IDを活用してサインインし、Application Composer内で複数の構成案を生成できる。

各リソースタイプに合わせてAIが生成したこれらの提案は、CloudFormation schemaに対する検証を受け、有効な値への準拠を確認したり、有用なプレースホルダを提供したりする。ユーザーは、特定の要件に従って、これらの提案を選択、使用、カスタマイズする柔軟性を持っている。

始めるには、AWS ToolkitエクステンションがVS Codeにインストールされ、Amazon CodeWhispererが正しいBuilder IDを使って有効になっていることを確認する。接続が完了したら、Application Composerを起動し、アプリケーション用のフォルダを作成し、キャンバスにリソースを追加し始められる。

アプリケーション・アーキテクチャがキャンバス上で設計されている間、Application Composerは自動的にIaCを生成し、ベストプラクティスのデフォルトを組み込む。標準的なCloudFormationコンポーネントについては、AIアシスタントがCloudFormation schemaへの準拠を保証しながら提案を生成する。

代替テキスト

AIが生成したキャンバス[出典:aws

キャンバスにリソースが入力されると、ユーザーはtemplate.yamlファイルを洗練させ、関数コードを追加し、App Composerエクステンションを通じてデプロイプロセスを開始できる。

代替テキスト

App Composerの同期ボタン[出典:aws

AIが生成するCloudFormationテンプレートは、開発プロセスを合理化し、リソース構成の理解を深め、開発サイクルを加速する。AIの力を活用することで、開発者はより効率的でスケーラブルなインフラストラクチャ・ソリューションを構築できる。

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